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まちもくひろしま
昨日の日曜日。寒かったですね~。今日もいい加減寒いし、雪は積るしで暖冬はどこへいったのやら。そんな日曜日は講習会にいってきました。タイトルは「まちもくひろしま」。地産地消や地域特有の魅力ある街づくりを考える会として色々ゼミナールをしていくそうです。僕も地域独特なスタイルの建築や瀬戸内海の気候風土に沿った建築に興味がありますし、これからの時代に木造にはすごく可能性を感じているので良い刺激をもらえると思って参加して参りました。
初回となる今回は古川 大輔氏が講師としてこられました。この方はコンサルタントという肩書で林業や地域づくりの活性化やブランド化をされている方で、非常に面白いお話が聞けました。僕たち若い設計者は柱となる木の伐採現場の事まで考える機会はほとんどありませんが、お話しを聞くなかで、設計者が林業の現実を考え、それを設計に活かしていくことは地域の活性化になるんだなと、ヒントをもらえたような気がします。後はどうすれば国産材を使う建築に社会的にも経済的にもニーズが生み出されるべきか。そこには日本の建築のこれからを考える事になります。これは難しい問題です。日ごろ自分が考える建築にどうつなげていくかを少しずつひも解いていこうと思います。
なにやら難しい話になってきましたが、この講習会は内容はだれにでもわかりやすく面白いものでした。次回も何か違った内容で行われるみたいなのでぜひ皆さんもいかれてみてはいかがでしょうか。