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「村野藤吾の建築」展に行ってきました
昨日、比治山にある広島市現代美術館に行ってきました。目的は「村野藤吾の建築」という展示会です。
村野藤吾は昔ブログで宇部市民館について熱くかいたくらいなので好きな建築家の一人なのです。ちょうど無料のチケットが手に入ったのでこれ幸いと行ってきました。建築についてはもちろんすごいのですが、この展示会はどちらかというと建物をつくる過程にクローズアップしているような内容でどちらかというと業界人向けのような感じでした。しかし外観のスタディだけでも40枚以上の案を手描きで検討していたり、難しいところの納まりを細かく検討していたり、一つの建物に驚くほどのエネルギーを費やしているというのが印象的でした。これは今の僕たちには勉強になることで、コンピューターが発達していようともアイデアを検討し生み出すという過程は今も変わらず、その姿勢はやはり勉強せねばならないなあとため息をついてしまいました。新しいものを生み出すのはいつも大変ですが、こうした偉人の仕事ぶりを垣間見る事で改めて建築に対する姿勢が見直されたような気がします。