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つくり手がラフに空間をつくってみる
昨日は模型をつくっておりました。三角形の敷地形状に合わせた扇形の住宅。コストを抑えるために形態はシンプルにしながら、敷地に流れる心地よい風の流れを形にしています。建築は理屈ではなく感覚的な所に依存して成り立つもので、つくり手がどんなに考えたって住まい手が住まい手の感覚によって住まい方を決めていきます。だったら僕たちつくり手はもっとラフに空間をつくるくらいがほんとは良いのかもしれません。その時に意識する事はつくる空間で生まれる人間の感覚的な所に注視してつくっていくと気持ち良い空間ができるのかなと思います。住宅は現代アートのようにつくって住まい手がそれを自己解釈して暮らしていく。今回のプランはそんな住宅であったら良いなと考えております、、、。