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のどかな敷地
先日、現地打ち合わせの時間が伸びて少しフラフラドライブがてら三入を抜けて吉田町まで走らせていました。いつもこんなのどかな所を見ると、ここに自分ならどんな住宅を考えるだろうかと勝手に妄想しているのですが、とあるプロジェクトでそんなのどかな敷地に出会いました。東と西を山に囲まれ、周囲には家の建っていないなんとも開放的な環境。谷底を抜ける南風が敷地に心地よさを与えている、まさに日本人の追憶にある原風景のような恵まれた敷地です。ここにどんな住宅を提案すべきか。言えるべきことはどこにでも建つ普遍的なものではなく、敷地の持つ特性を活かしたシンプルで周囲に溶け込むような建物にすべきかなと一人敷地で妄想をはじめます。相変わらず不審者丸出しです。(笑)
僕たち設計事務所にとってお客様との出会いは何かのご縁だと思っています。敷居の高そうな設計事務所にわざわざご依頼いただけるのはそれなりの想いがあってこそですから、そのご縁を良いものにするように頑張って喜んでもらえるご提案をしたいと思います。