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思い出の銀天街を歩いて
久しぶりの更新になります。大丈夫です。生きております。(笑)七月は仕事やプライベートでバタバタしてしまい(いつもですが、、、。)ちょっとブログをお休みしておりました。改めまして復活しようと思います。
七月は色々ありましたが、その中でも山口県は宇部市での建築家展に参加したのが思い出深いものでした。
そう、宇部市は僕の故郷。そんな地元でイベントに参加できるなんてこの上ない幸せです。嬉しさの余り、ご来場の方とは建築の話より宇部の話ばかりしておりました。(笑)イベントの合間を縫って今やシャッター街となった銀天街を歩いてみたりしました。この銀天街というのは広島で言えば本通みたいなものでかつてはアーケード街を人が賑やかに歩いていた宇部の活気あふれる時代の象徴的な場所なのです。しかしバブル崩壊後は人がまばらになり、ついにはシャッター街にまでなってしまったのです。そんな場所を歩くと切ない気持ちになりますが、最近では建築家という視点で冷静に銀天街の今後を考える必要があるのかなと思えるようになりました。昔、母親に手をつながれて歩いた銀天街、中央大和というショッピングセンターの地下で食べたソフトクリーム。そこで育んだ時間は僕にとっては大切なもので地元を離れたからこそなおさら銀天街には特別な思いがこもりますね。今は力不足な自分ですが、いつか将来、建築活動を通じて何か銀天街のためになる事をできたら良いなと思っております。実はこれは独立当初から思っていた夢なのですが、こうして誰かに言っていけばいつかそれが叶う時が来ると思い、ブログにかかせてもらいました。
その時が来るまで今は目の前の建築に真面目に取り組み、街づくりに取り組めるような力を身に着けていきたいなと思います、、、。